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    切る! Edging ドリル - その1

    前回の記事ではPivotのドリルの発展を紹介したけれど、記事の最後に、アメリカのベストセラースキー教則ビデオの著者で、元ワールドカップ選手、元PSIAデモのHarald Harbが、「PSIAがRotaryを非常に重視していることに一言以上あるようだ」、と書いた。実は彼のメソッドであるPMTSでは意識的にPivotすること(を教える事)を完全に否定していて、ターンは「スキーを横に傾けること(=Tipping)で行う」としている。この「Pivotを教えないこと」と「スキーを傾ける事でターンすること」は、実際綺麗なカービングターンを教える上で効果的に働いているように見えるし、彼の批判者達も、彼のメソッドが良い方法の一つであることは大概の場合認めている。

    PivotはUSSAでは技術の4分類、カナダのCSIAでは5分類の一つで、確実に重要なものだと思う。Pivot Slipsなんかはよく効くので自分でもやっているし、Copper MountainやLovelandといった、ワールドクラスのコーチたちも教えているスキー場でジュニアレーサー達がPivot系のドリルをやっている姿もよく見る。けれども、それはまだ技術全体の1/4、1/5だったりもする。もしあなたがアメリカのジュニアレーサーに「どうやって滑るのか?」あるいは「どうやってカービングするのか?」と聞いたとしたら、手を両膝に当てて膝を入れながら両スキーを横に傾け、「こうやってスキーを傾けて…」と答えるかもしれない。彼らはそうやって教えられているからだ。

    エッジングというと、スキーを回してエッジをかける事という意味で使う人がいるけれども、スキーを回すのは前回紹介したように、Rotary/Pivotの動きで、Edgingとは純粋にスキーとブーツを雪面に対して横に傾けることを言う(もちろん両方が同時に使われることも多い)。

    USSAのSkills QuestではこのEdgingを評価するドリルとして、まずOutside Ski Turnsをあげている。



    これをずらして回してしまうとPivot/Rotaryになってしまうので、あくまでカービングで真横に倒れるようにやらないとEdgingのドリルとしての意味は少なくなる。いきなりこういう完全なカービングを、それも片足で出来れば誰も苦労はしないので、ここにいたるまでのEdgingのドリルも、もちろんたくさんある。

    良く見られるのがPSIAでいうCarved Uphill Arc。



    これはPSIAではLevel 1でテストされるもので、前にあげたカービングの練習法でのオーストリアのメソッドとほぼ同じだ。比較的ゆるい斜面でエッジをしっかりたて、絶対にずらさないで山に向かって切れ上がって止まるというもの。両膝に手を当てて山側にしっかりと入れ込んでやるバリエーションをジュニアレーサーがやっているのも良く見かける。

    また、PSIAではその上のLevel 2でRailroad Tracksというものをやっている。



    ほとんど平ら位のなだらかなスロープで、同じように絶対にずらさないで左右に浅くターンをするというもの。カナダスキーコーチ協会のドリル集ではFUNdamental(楽しい基礎)の段階でRollerbladeとして紹介されている。個人的には腰に手を当てながらこれをやって(カナダのメソッドで言うHands All Overのバリエーション)カービングを覚えたけれど、斜面とも呼べないくらいのなだらかなところで、両スキーを絶対にずらさないことに集中してやるのがコツだ。

    カナダのドリル集にはこれをやる際の注意点として、綺麗な2本線を残すことに集中すること、脛に圧力を感じ続けること、があげられている。

    他にも、これは地元では見かけたことが無いので自分でやったことは無いけれど、おなじFUNdamentalのレベルでのドリルとして、Power Plowとか

    Ski exercise -power plow for edging from bobbys tool box on Vimeo.



    カナダのドリル集での説明:

    ハの字のポジションで、完全にエッジを立てたスキーの上でフォールラインから完全な弧をかくターンを繰り返す。肩と腰は下を見続け、手はバランスを取って前に、ストックを付くこと。(上の動画ではこの説明より比較的大きく回って体も最後は回っていっている)

    • わき腹から横に曲がって、外足に向かってわき腹がギュッとなったポジションになるように。
    • 安定した上半身とを保ち、ストックをしっかり付くように。



    Spaghetti Legsなどがあげられている。(埋め込み出来ないのでリンク)

    http://www.canfreestyle.com/wiki/spaghetti-legs/?doing_wp_cron=1385158411.8237779140472412109375

    カナダのドリル集での説明:

    膝をつけたり(X脚)離したり(O脚)して、雪に砂時計型のシュプールを残す。

    • 色々なやり方を試して、綺麗なシュプールを残すように(出来るだけ雪が飛ばないように)



    前回紹介した動画でBodeが言っていたように、カービングで「重要なのはエッジを雪に奇麗に噛み込ませ、ダイナミックなターンの間中その上に立ってバランスをとる能力」で、その際「左右のバランスは必須の物になる」。Skills Questの最初のエッジングドリル、Outside Ski Turnsは、バランスも発達していなければ出来ないけれど、そこにどうやって持っていくかの方法もあげられている。次回はSkills QuestのEdgingセクションの紹介をしたいと思う。
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    テーマ:スキー - ジャンル:スポーツ

    1. 2013/11/23(土) 10:49:55|
    2. 北米スキードリル
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