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    2軸運動とナンバ歩き

    2軸スキーと言うのがあるらしい。ナンバの動きで滑るそうだ。なるほど。上手いレーサーのフリーラン見てると内半身がシュパッと滑らかに鋭く前に入ってるもんな。片方の手足が同時に前に出るナンバ歩きっぽいかも。どれどれ、何言ってるんだろう?

    http://www.saj-edu.ne.jp/edu2005/2jiku/2jiku-01.html
     

    トップコントロールでも内足を軸にして外側を動かして、内足でターン弧の調整をするというような方法を使っています。そういう意味では、自分は2軸運動感覚でスキーをやっているのではないかなぁ…

    「ナンバ歩き」は、2軸運動であり、意外と効率が良いらしい


    らしいかなぁ… かぁ。他のサイトを見てみた。

    http://enami.blog50.fc2.com/blog-entry-1432.html

    ターン前半は外足が前
    切り換え直後も荷重配分は内足の割合が多くターン


    なるほど。具体的だ。で、これって基礎スキー以外の世界とは全く逆の滑り方だ。前のエントリーで書いたように、内足荷重はせず、内足を素早く前に入れるのが普通。内足はバランスもとりにくいし、弱いので。

    内半身と外半身を別々に使った、いわば「2軸」の滑りについて元アメリカスキーコーチ協会代表のTom Reynoldsが書いているので、例によって下に引用/超訳。

    http://web.mac.com/kvkayak/skiracecoach/Articles/Entries/2009/10/1_The_Body_Divided.html
    (Appleのホスティングサービス終了によりリンク切れ)

    分割された体

    過去40年の間にスキー板の形は大きく変わってきた。技術の変化はすでに1970年代からワールドカップの一流ヨーロッパ人選手達において明らかであった。ホースト アブラハムは著書Skiing Rightの134ページで、オープンスタンスの”分離された両足”は、外スキーを有効な角度に近づけ、内スキーが浮くように動いて、ターンを補助、修正出来るようにさせる、と述べている。アブラハムはさらに、「オープンスタンスでの広いスキーの軌道においては、多少荷重された内スキーを支点として外スキーが回転する。オープンスタンスは、骨盤付近にある、体をひねるための強力な筋肉が、スキーヤーのバランスを崩しかねない大きな逆ひねりをすることなしに、板と足を回す事を可能にする(1983年 p.134)」としている。

    短くて撓みやすいカービングスキーの登場によって、ターンの重要性は突然、2本のスキーを同調させて曲がる事に置かれるようになった。2本のスキーがそれぞれ違う働きを持ちつつも、一つのユニットとして働く事が重要なのである。このセオリーを理解するために、人間を2脚(訳注:3脚の足が2本になった道具)として見てみよう。

    人間は外足から外足に向けて歩く。そして踏み出すのに使った外足は次に内足になる。内膝は畳まれて、動きたい方向に向かって動く。スキーで連続したターンをしたり、氷の上でアイススケートしたりする時にも、これに似た動きのパターンが現れる。内足が目的の方向へ最初に入っていき、体の内半分を先へと導くのである。人間の歩行においてはこの動きは自然で自動的なものである。

    スポーツの動きでは、選手の体を縦に二つに区切る事によって、深い洞察を得る事が出来る。多くのスポーツにおいて、内半身が外半身の動きとタイミングを調整しているのがわかるだろう。この動作はラケットを使うスポーツや野球などで容易に見る事が出来る。このようなスポーツにおいては、スキーのターンでは外足にあたる、後足が優勢な足となる。この優勢な後足が体の土台を作り、爆発的な前への動きを、腰が回転する前の段階でもたらすのである。この時、優勢な後足はパートナーを必要とする。このパートナーにあたる足はスキーで言えば内足となる、能動的に動く前足である。前足は二次的な足かもしれないが、内半身の動き、タイミング、バランスをコントロールしている。例えばテニスや野球では、前足が早く動きすぎれば、腰は開き、スイングから力が失われる。遅すぎれば、選手は打点に向かって前に飛び出すような、不安定な動きを見せる事になる。スイングのタイミングをとる時に、体の動きを内半身と外半身の間で調整する事が、向かってくる球を打つために必須なのである。

    スキー選手も”打点”を持っている。ライズライン(訳注:ターンの目的の場所、旗門等からフォールラインと逆に上側に伸びるライン)とフォールラインが合わさる場所の事である。スキーレーサーはどこでターンを開始するかを判断しつつ、雪面やスピード、次の旗門の場所によってライズラインをどこに置くか決定する。レクリエーショナルスキーヤーはライズラインを雪面、スピード、及び曲がりたいターンの半径から決める。


    (Appleのホスティングサービス終了により図リンク切れ)

    1. 体の傾きが始まる
    2. 前の外脚を引き込みつつ、その足を新しいターン方向へ動かす。これは1と同時に起こる。
    3. ターンの力に対応するため、優勢な足である外足のスキーのエッジ角が決まる。
    4. 内半身が前に動き、体が足の上に並んだ体勢を取る。(強い外スキー)
    5. ターンから出ながら、次のターン開始のタイミングをとる。これはレーサーをゲートの下に戻す。レクリエーショナルスキーヤーの場合は滑らかで丸い弧を書く事につながる。

    青四角:重心を中心に持って行く。支える足の切り替え
    赤線:外スキー


    ターンの開始が早すぎれば、板は望みのライン上に乗る前にズレなければならなくなる。遅すぎればスキーヤーは必要なエッジ角と、伸ばした外足へとかかる圧力無しにフォールラインに入る事になり、適切な場所よりも下に出てしまうか、トランジション(エッジの切り替え前後)で潰されたようになってしまう。両足と体幹の同期のタイミングが、強いターンエントリーの為に重要である。

    運動パターンの開発: 両足と胴体の統合

    技術的には、ターンの過程はターン出口での体の縦軸の前への動きによって始まる。この動きが腰と両手を板の中心に並ぶ位置に置き、トランジションでの前後のバランスを高める(写真の1を参照)。次に、重要なポイントとなる動きが、腰の回転及び両腿を傾ける動きとともに、体の傾きと、外足を伸ばす事によって始まる。これにより、スキーヤーは体幹、へその周辺のねじれをゆるめる事が可能になり、両スキーがそろってフォールラインに入るにつれて骨盤を回転させる事が出来るようになる(写真の2)。

    ターンエントリーでのこの動きのタイミングによって、体(骨格と筋肉の構造)の配置が決まる。腰から肩までの体はスキーの先を追いつつ、ターンの内側に向かって直角に動き続ける(写真の2、3)。この動きが内足を、ターン出口に近づきつつある体幹と腰の下に保持する(写真の4)。この運動パターンは、タイミングの上手い取り方と、内半身と外半身が骨格や筋肉の構造的にどのように動作するのかへの理解を必要とする。


    (Appleのホスティングサービス終了により写真リンク切れ)


    現代のスキー技術には、重要でない半身はない。外半身と内半身は同じように大事なのである。



    「オープンスタンスでの広いスキーの軌道においては、多少荷重された内スキーを支点として外スキーが回転する。オープンスタンスは、骨盤付近にある、体をひねるための強力な筋肉が、スキーヤーのバランスを崩しかねない大きな逆ひねりをすることなしに、板と足を回す事を可能にする」
    これがなんと1983年の話。”トップデモンストレーター”の「内足を軸にして外側を動か」す滑りは30年近く前からあって、最近出てきた今までと逆の理論じゃ無い。で、レーサーの「内脚主導」が外足荷重なように、レーサーの滑らかで素早い「2軸運動」も強い外足荷重が基本だね。
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    テーマ:スキー - ジャンル:スポーツ

    1. 2012/05/08(火) 02:16:39|
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